2014年 小笠原遠征鳥見日記
何時かは行って見たかった小笠原諸島。5泊6日の長旅でした。
台風が九州に接近する頃、船は台風とは逆方向の南の海へ向かって進んでいきました。
どんどんと本州から遠ざかるにつれ、海面をすれすれに飛ぶミズナギドリ類。船と一緒にゆったりと飛んでくれたカツオドリ。
硫黄島では、遠かったがアカオネッタイチョウやシラオネッタイチョウが見られ、南の海へ来たと感動しながらシヤッターを押していた。
母島では最高に暑い中、天然記念物のメグロやアカガシラカラスバトも見ることができた。
その結果、今回のライファーは、海鳥14種類 陸鳥3種類 の合計17種類でした。
海鳥:クロアシアホウドリ・アナドリ・シロハラミズナギドリ・オナガミズナギドリ・セグロミズナギドリ・クロアジサシ・ヒメクロアジサシ
セグロアジサシ・シロアジサシ・クロウミツバメ・アカオネッタイチョウ・シラオネッタイチョウ・アカアシカツオドリ・トウゾクカモメ
陸鳥:メグロ・アカガシラカラスバト・オガサワラヒヨドリ
第一日目 2014年7月7日(月) | ||||
行程 | 東京・竹芝桟橋 10:00 〜〜 小笠原航路(小笠原開運・小笠原丸) 〜〜 (船中泊) | |||
天候 | 雨のち曇り | |||
記事 | 10時に竹芝桟橋を出発。東京湾は、波静かでしばらく船の上から東京の景色を楽しんだ。
そのうち、東京湾を出ると様子が一変。大きな波で船が揺れ始め、波しぶきが容赦なく被さってくる。しかし、オオミズナギドリなど海鳥が出てくると、必死に海面を飛ぶ鳥を探していた。 詳細は、小笠原1日目に記載しています。(小笠原1日目をクリックするとブログが見られます。) |
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この日撮った鳥 | アナドリ・オオミズナギドリ・カツオドリ・カワウ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・ウミネコ・アジサシ・コアジサシ・ クロアシアホウドリ・ゴイサギ・カルガモ・トビ | |||
第二日目 2014年7月8日(火) | ||||
行程 | 〜〜 小笠原航路(小笠原開運・小笠原丸) 〜〜 11:30 父島到着 父島発19:00 〜〜 硫黄島クルージング(小笠原開運・小笠原丸) 〜〜 (船中泊) | |||
天候 | 快晴 | |||
記事 | 朝から快晴、朝4時30分にAデッキに立つ。すでに大砲がズラリと並んでいた。ここで、最初に出てきたのがカツオドリ。
超近くを飛んでくれるので小さなレンズで十分。むしろ近く過ぎて大砲では撮れないのでは? そして、父島へ上陸。恐らく自分が生きている間には2度と来れないだろうと、しっかり第一歩を踏み出しました。 某神社でアカガシラカラスバトが見れるとのことで、長い階段を汗水たらして登ったが空振りだった。それでも亜種オガサワラヒヨドリをゲットした。 夕方6時から、硫黄島クルージングの出航前オリエンテーションが開かれて、この航海への期待がいやがうえにも高まってきた。 詳細は、小笠原2日目に記載しています。(小笠原2日目をクリックするとブログが見られます。) |
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この日撮った鳥 | シロハラミズナギドリ・オナガミズナギドリ・セグロミズナギドリ・クロアジサシ・オガサワラヒヨドリ ・カツオドリ・ムナグロ・イソヒヨドリ・メジロ | |||
第三日目 2014年7月9日(水) | ||||
行程 | 〜〜 硫黄島航路(小笠原開運・小笠原丸) 〜〜 6:00 南硫黄島2周 7:30 〜〜 9:00 硫黄島1周 10:30 〜〜 12:10 北硫黄島2周 13:10 〜〜 19:00父島着 (船中泊) | |||
天候 | 快晴 | |||
記事 | 朝起きてまたすぐにデッキに立つ。まだ、太陽は登っていないが明るくなっていた。 朝焼けの中、カツオドリの群れがゆったりと飛んでいる。そのうちに南硫黄島が見え始めた。島の上は雲で覆われている。この島は、何時も雲に終われていて山の天辺まで見れるのはまれだとか。 そして、船は南硫黄島を2周旋回し、硫黄島を1周し、さらに北硫黄島ではまた2周してくれる。まさにバードウオッチングのためのクルーズた゛。 この間、アカアシカツオドリをはじめまだ見たことがない海鳥たちが、次から次へと現れ大興奮の連続だった。 南太平洋のギラギラ輝く太陽の下、一日中興奮しっぱなしでした。 そして、この日の宿泊も船なのだが奴隷部屋から解放されて、特2等の柔らかいベッドで眠ることができた。 詳細は、小笠原3日目@に記載しています。(小笠原3日目をクリックするとブログが見られます。) 詳細は、小笠原3日目Aに記載しています。(小笠原3日目をクリックするとブログが見られます。) 詳細は、小笠原3日目Bに記載しています。(小笠原3日目をクリックするとブログが見られます。) 詳細は、小笠原3日目Cに記載しています。(小笠原3日目をクリックするとブログが見られます。) 詳細は、小笠原3日目Dに記載しています。(小笠原3日目をクリックするとブログが見られます。) |
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この日撮った鳥 | アカアシカツオドリ・クロアジサシ・ヒメクロアジサシ・シロアジサシ・クロウミツバメ・アカオネッタイチョウ・シラオネッタイチョウ・トウゾクカモメ アナドリ・カツオドリ・シロハラミズナギドリ・セグロミズナギドリ・オナガミズナギドリ | |||
第四日目 2014年7月10日(木) | ||||
行程 | 父島7:30 〜〜 母島航路(ははじま丸) 〜〜 9:40 母島 (民宿『南風』泊) | |||
天候 | 快晴 | |||
記事 | 船から降りた途端、暑いと感じた。動かなくても汗が噴き出てくる。 とりあえず民宿へ荷物を置いて探鳥。某神社でアカガシラカラスバトが居たとの情報ではせ参じたが、空振り。 仕方がないのでバードバスのメグロのポイントへ。何と、あのメグロが次から次へとやってきた。距離は1mほど。 充分にメグロを撮ったのでもう一度某神社へ引き返す。そこで、アカガシラカラスバトが出てくるまで粘った。 そのうちカメラマンが次々と集まってきた。夕方5時ごろ、カメラマンが神社の裏から『カラスバトが居た』と走ってきた。 しかし、そこは狭いうえに完全な逆光。露出補正をいろいろ変えてみたが、モノクロシルエットで何ともならない。 それでも、もう会えないかもと一応証拠写真を撮って宿へ引き上げた。 詳細は小笠原4日目に記載しています。(小笠原4日目をクリックするとブログが見られます。) |
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この日撮った鳥 | メグロ・ アナドリ・カツオドリ・セグロミズナギドリ・クロアジサシ・セグロアジサシ・ | |||
第5日目 2014年7月11日(金) | ||||
行程 | 母島10:30 〜〜 母島航路(ははじま丸) 〜〜 12:40父島14:00 〜〜小笠原航路(小笠原開運・小笠原丸)〜〜 東京へ (船中泊) | |||
天候 | 快晴 | |||
記事 | 朝4時に起床、もう一度アカガシラカラスバトを撮りに神社へ。先客があそこに居るよと教えてくれたが、暗い林の中。ISOを上げてみたけれどやっぱりピンボケ。 そのうち何処かへ飛んで行った。もう一度戻ってきてくれるのを待った。 船の出航時間があるので焦ったが、また飛んできてくれた。これで、母島での目的の鳥は、ゲットできた。 朝食後、出発までの間もう一度メグロ撮り。 詳細は小笠原5日目に記載しています。(小笠原5日目をクリックするとブログが見られます。) |
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この日撮った鳥 | アカガシラカラスバト・ メグロ・アナドリ・カツオドリ・オナガミズナギドリ・クロアジサシ・ヒメクロアジサシ・セグロアジサシ・ | |||
第6日目 2014年7月12日(土) | ||||
行程 | 〜〜小笠原航路(小笠原開運・小笠原丸)〜〜 15:20東京・竹芝桟橋 | |||
天候 | 快晴 | |||
記事 |
いよいよ最終日。流石に皆疲れたのだろう、デッキにはカメラマンの姿は少なかった。 帰りの航路は、あまり期待できそうもなかったが、アカオネッタイチョウが出てきたのは驚きだった。 詳細は小笠原6日目に記載しています。(小笠原6日目をクリックするとブログが見られます。) | |||
この日撮った鳥 | アカオネッタイチョウ・アジサシ・オオミズナギドリ・セグロミズナギドリ |