2017年 宮古島 ⇒ 沖縄 遠征鳥見日記


    		         
    		         毎年楽しみにしている年に一度の遠征鳥見、今回は梅雨明けして真夏の真っ最中の宮古島⇒沖縄へ3泊4日の遠征に行ってきた。
    今回の遠征鳥見の結果 ライファーは、
    オオクイナ・キンバト・リュウキュウサンコウチョウ・リュウキュウキビタキ・リュウキュウヒヨドリ
    ミフウズラ・ベニアジサシ・エリグロアジサシ・ヤンバルクイナ・ホントウアカヒゲ・ノグチゲラの11種類だった。
    エリグロアジサシの動画
    対馬の探鳥地地図
    宮古島
    第1日目 2017年7月11日(火)
    天候 晴れ
    行程 名古屋 8:45 ⇒ 11:00 那覇空港 13:15 ⇒ 13:55 宮古島空港 14:30 ⇒ 15:30 東平安名崎 17:00 ⇒ 18:00 伊良部島 19:00 ⇒ 19:30 ホテル
        (宮古島空港からは、レンタカーで移動。)
    宿泊場所 ホテル 共和
    記事 梅雨明けの沖縄は、観光客が一杯。飛行機も一杯で那覇空港が混みあっていてなかなか着陸できない。
    やっと着陸したと思ったら、今度は宮古島からの飛行機が遅れている。結局、宮古島に到着したのは予定から1時間遅れ。
    ダイハツの軽自動車を借りて、いざ東平安名崎(ひがしへんなさきと読む)へ向かう。道路はすいていて快適、ナビのおかげで迷うことなく現地に到着。
    ここで、アクアシューズに履き替えてチヤプチヤプと海の中へ。透明で綺麗な海、小さな魚が泳いでいた。そして海蛇も。
    丁度大潮でかなり沖合まで潮が引いている。岩場の近くまで行くつもりだったが、海蛇の出現で諦めた。
    東平安名崎で            伊良部島
    エリグロアジサシ ベニアジサシ
    この日撮った鳥 エリグロアジサシ・ベニアジサシ・リュウキュウヒヨドリの3種類

    第2日目 2017年7月12日(水)
    天候 晴れ
    行程 ホテル5:30 ⇒ 5:40大野山林16:00 ⇒ 16:30伊良部島19:00  ⇒ 19:30ホテル
    宿泊場所 ホテル 共和
    記事 朝5時起き、朝食も食べずに5時半出発。遠征に出るとどうしても不規則な食事となる。
    今日は、1日大野山林で鳥見の予定。ホテルから大野山林までは、10分程度。この日の日出は、5時57分。 森の中は、まだ薄暗いので取敢えず大野山林の外周を歩いてみる。宮古島熱帯植物園の前にある花の木にたくさんのメジロが花の蜜を吸っていたので明るくなるまで時間つぶしに写真を撮っていた。
    そして、やおら大野山林へ入ることにした。先ずは、『竜の池』と呼ばれる水場。しかし、入口は宮古青少年の家の裏側にあるはずだが、解らない。
    取りあえず駐車場まで戻ってみると、これから水場へ行くという男女2人組に出会った。いろいろ情報を聞いて、迷彩ネット・椅子・ペットボトル2本を持って後をついていくことに。
    ここは、野鳥のための水場として作られた人口の池で幅10m、長さ20m程の池である。この池の周りには、ロープが張られこれ以上近づけないようになっている。
    そして、この池のルールは、迷彩ネットやブラインドを使用することになっていることである。自分もわざわざ迷彩ネットを購入してきたのである。
    準備万端にして待っていると、早速オオクイナが水飲みに現れた。ヒクイナを大きくした感じなのだが、暗くて色がハッキリ解らない。
    その後、アカショウビン・リュウキュウサンコウチョウ・リュウキュウキビタキ・キンバトと次々やってきた。みんなライファである。
    昼頃になると気温がどんどん上がってきて暑い、暑い。ペットボトルのお茶はみんな飲み干してしまった。
    3時頃になり、ここでの鳥見(写真撮り)に飽きてきてもう一度伊良部島へ行くことにした。ヒヨットしてマミジロアジサシが見られるかもと。
    ところが昨日の佐良浜漁港には、アジサシが飛んでいなかった。仕方なくさらに南下してサバウツガーと言う小さな公園の崖から海岸を見ると小さな島にエリグロアジサシが営巣しているのが見えた。
    何組か営巣しているうちの一組にエリグロアジサシの雛が居るのが見えた。まだ生まれたばかりのようで小さな羽が何とも可愛かった。
    帰りにもう一度佐良浜漁港に戻ってみると、エリグロアジサシ・ベニアジサシそしてオオアジサシが飛びまわっていた。
    オオアジサシは、愛知県でも見られるがこんなに近くを飛んでくるのは初めてで、興奮しながら懸命にシヤッターを押していた。
    オオクイナ                 リュウキュウアカショウビン
    ハチクマ リュウキュウアカショウビン
    リュウキュウサンコウチョウ            リュウキュウキビタキ
    リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウキビタキ
    キンバト              エリグロアジサシ
    キンバト エリグロアジサシ
    オオアジサシ            ベニアジサシ
    オオアジサシ ベニアジサシ
    この日撮った鳥 オオクイナ・リュウキュウサンコウチョウ・リュウキュウキビタキ・キンバト・ベニアジサシ・エリグロアジサシ・オオアジサシ・クロサギ・イソヒヨドリの8種類
    第3日目 2017年7月13日(木)
    天候 晴れ、一時大雨
    行程 ホテル5:30 ⇒ 6:00池間島12:30 ⇒ 13:00東平安名崎13:30  ⇒ 14:00大野山林15:00 ⇒ 15:30宮古島空港17:35 ⇒ 18:25沖縄空港19:00 ⇒ 21:00ホテル
    宿泊場所 ハイビスリゾート
    記事 今日も5時起床、5時半出発。不思議と5時前に目が覚める。行先は、來間湿原。
    この時期に湿原に行ってもなにも居ないことは解っているが、周辺のサトウキビ畑でミフウズラを探すことが最大の目的である。
    しかし、せっかく來間湿原に来たので展望台に上がってみた。遠くでムラサキサギが飛んでいるのが見えただけ。他には、バン・ダイサギ。
    やたらとリュウキュウキジバトかたくさん居た。その度にカラスバトではないかと双眼鏡を覗いてみるがキジバトばかりでガッカリした。
    そして、サトウキビ畑をゆっくり走っていると黒いゴミのような物が道路脇で動いて居るのが見えた。そして、シロハラクイナの姿がそばに見えた。
    黒いゴミのような塊は、シロハラクイナの雛だった。シロハラクイナの雛は、真っ黒クロスケだった。
    珍しいシロハラクイナの雛が見れたので気を良くしてなおもサトウキビ畑を走っていると、やっぱり道路脇で動く小さな物を発見。
    これがミフウズラだと小躍りした。半ば諦めていた鳥なので喜び倍増。車の中からなのでデジガンでしか撮れない。
    徐々に近づいていった時、対向車が猛スピードで走り去った。当然、ミフウズラはサトウキビ畑に逃げ込んでしまった。
    その後、大野山林へ行こうとしたが物凄いスコールで大野山林の駐車場で雨が止むのを待ったが、一向に止む気配がない。
    北の方は雨が降っていないかもしれないとまた東平安名崎へ。やっぱりエリグロアジサシしか見られず。また大野山林へ。
    大野山林では、先ほどの雨でアッチコツチが水浸しで水溜りができていた。こんなに森に水溜りができたら水場に鳥がやって来ないのでは?
    案の定1時間ほど待ったが鳥はやって来なかった。そんな時、キンバトが道路でエサを探しながら歩いているのを見つけた。
    それ以降鳥の気配もなく、早めに切り上げてレンタカーを返し宮古島空港に向かった。
    池間島            大野山林
    シロハラクイナの雛 キンバト
    この日撮った鳥 ミフウズラ・シロハラクイナ・リュウキュウツバメ・イソヒヨドリ・キンバトの5種類
    第4日目 2017年7月14日(金)
    天候 晴れ
    行程 ホテル5:30 ⇒ やんばるの森周辺 14:00沖縄空港18:00 ⇒ 20:05名古屋空港
    記事 遠征最終日、やんばるの森の周辺を車で探鳥。
    途中ヤンバルクイナが、アツチコツチで出て来る。車を止められないので中々写真が撮れない。
    ヤンバルクイナが出てきそうな所に車を止めて待っていると、道路脇の茂みの中からトコトコと歩いて出てきた。
    その後林道を走ってみた。もちろん当てもないが何か出てきそうな予感がして。
    暗い林道では、やっぱりヤンバルクイナが主役でよく出てきた。
    そして、ホントウアカヒゲの幼鳥が道路でエサを探していた。車の音で飛ばれてしまうのでなかなか撮れない。
    その後ノグチゲラも撮れたので引き上げ。
    三角池や海岸も見る予定にしていたが、睡魔が襲ってきてPAで仮眠。
    もう鳥見の意気込みは失せて、早めに那覇空港へ戻り帰途に就いた。
    やんばるの森周辺
    ホントウアカヒゲ
    この日撮った鳥 ヤンバルクイナ・ノグチゲラ・ホントウアカヒゲの3種類



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