イカルチドリの子育て観察記


  員弁川の河原にイカルチドリが飛来し、繁殖行動が見られたので観察を始めた。   
  • 観察開始:08年3月3日
  • カップル確認:08年4月3日
  • 産卵確認:08年4月12日
  • 営巣場所水没:08年4月18日
  • 2番子産卵確認:08年5月4日
  • 2番子の営巣場所水没:08年5月20日
5月20日 また水没(産卵・抱卵確認から17日目)
  やはり、水没していた。親鳥もガックリしているだろう。
  もう、卵を産むことはないのだろうか?
5月19日 また大雨だとか(産卵・抱卵確認から16日目)
  今日も変わらず抱卵していた。
  また、今夜から大雨が降るとの天気予報。大丈夫かな?
5月18日 まだかなー?(産卵・抱卵確認から15日目)
  河原は、イカルチドリの鳴き声で騒がしかった。
  しかし、特に変わった様子もなく何時もと同じ抱卵の姿が見られた。
(clip strat の文字をクリックすると動画が見られます。)
5月16日 大雨の後。(産卵・抱卵確認から13日目)
  抱卵確認からそろそろ2週間が経過する。今日の様子は変化なし。
  イカルチドリの場合、雛がかえるのは2〜3週間位と聞いている。
  雛が誕生するかもしれない。これからは、観察を毎日にしよう。
  (明日は、ミニ遠征の予定で観察できないが)
5月14日 大雨の後。(産卵・抱卵確認から11日目)
  昨晩の雨は、バケツをひっくり返したような土砂降りだった。
  あれだけの雨ではまたも川が増水して卵は流されているのではと
  心配で寝られなかった。朝、雨が止んだので飛んでいってきた。
  雨の水溜りが近くまで来ていたが 、抱卵場所のは水没を免れていた。
5月13日 変化なし。(産卵・抱卵確認から10日目)
抱卵確認から10日目。雛の誕生は2〜3週間程度と聞いているので
もう少し先になるようだ。このまま順調に育てて欲しいものだ。
5月11日 無事だった。(産卵・抱卵確認から8日目)
昨日の雨でまた卵が流されていないか心配だったが、雨の量は少なかったので川の水量は
そう増えておらず問題ではなかった。
昨日1日雨に濡れていたのだろう、羽が水に濡れて居るのが解った。
相変わらず卵を放り出して何処かへ行ってしまう。大丈夫かな??
5月8日   大丈夫かな? U
朝方は、どうやら2羽ともエサ捕りで留守をするようだ。交代ですればいいのにと、
思うのは人間の勝手だろうか?
そんな事を考えていたら、車が河原に入ってきた。バカヤロー!!!
大丈夫かなー??!!!! 心配だー
5月6日   大丈夫かな?
今朝行ってみると、親が居ない。卵だけほっといて2羽とも何処かへ外出中だった。
しばらく待っていると、何処からか♂がやって来た。しかしほんの少しの時間抱卵
したら、また何処かへ移動した。おいおい、何処へ行くだー!!!
♀は遠くで座り込んでいた。大丈夫かなー??
やっと戻ってきたが、2個の卵がはみ出したままだ。
大丈夫かなー??!!!!
5月4日   2番子の産卵
あれから早く2番子が生まれないかと観察を続けていたが、今日やっと4個の卵を抱卵
している姿を確認した。
今回は、前回よりも少し手前で観察しやすいところだ。また、今回は何としても4個の
卵から無事に雛が誕生してくれるよう願っている。
前回のような自然も怖いが、それよりも人間の方がもっと怖い。今日も河原で犬を放し
飼いにする奴、車で河原の中を走り回る奴。何とかしたいが。
4月19日   一夜明けて
朝から快晴。早速様子を見に、河原へ駆けつけた。何と昨日水没していた河原の水が
はけて、無くなっていた。
イカルチドリを探した。カップルが居ました。何故か少し離れているのですが。
それでも、2羽が揃って田んぼの方へエサを捕りに行っていました。
これなら、また2番子を産んでくれるでしょう。期待しています。
4月18日   自然の怖さ
一昨日から雨が降り続き、川が増水していないか心配だった。今日雨が少し止んだので
駆けつけてみたら、心配していたことが現実となっていた。今まで営巣していた場所が
増水により、水没していた。当然卵も流されたのだろう。
親鳥を探したら、♂が鳴きながら何処からか飛んできた。♀を探したが見当たらなかった。
自然の厳しさを改めて思い知らされた。気を取り直して2番子を産んで欲しいと願う。
水没した営巣場所 呆然と立ち尽くすイカルチドリの♂
どこか悲しそうな顔に見えた。
4月15日   ただいま抱卵中
抱卵を確認してから3日目。今日は、メスが抱卵していた。 時折、顔を上や横に動かすが
身体はどっしり座ったままだった。
(clip strat の文字をクリックすると動画が見られます。)
4月12日   ついに産卵
やっと、産卵していました。卵は3個。♂と♀が交代で抱卵していました。
無事に3個とも雛が誕生してくれると良いのだが。
(clip strat の文字をクリックすると動画が見られます。)
4月9日   卵はまだか?
河原でイカルチドリを探すのは、非常に難しい。♂は直ぐに見つけられたが♀の姿は、
見つけられなかった。きっとどこかで産卵・抱卵している筈だ。
4月6日    どうしたのかな?
先日カップルが誕生したので産卵しているのではと見に行ったのだが♂と♀は、別々の
場所に居た。喧嘩でもしたのだろうか?
(左が♀で、右が♂)
4月3日    カップル誕生
やっと、カップルが誕生した。カップルで、巣場所を探しているようでした。
オスが、喜んで鳴いていました?(前が♂で、後ろが♀)
3月22日    恋人探し 2
今日は、珍しくイカルチドリが田んぼに居た。写真を撮っている間に飛ばれてしまった。
まだ、恋人は決まっていないらしく河原でしきりに鳴いていた。
3月18日   恋人探し
2週間ぶりに河原へ。イカルチドリが繁殖相手を探しているのだろう。オスが河原で
大きな声で鳴き、♀を呼ぶ?姿が見られた。
(clip strat の文字をクリックすると動画が見られます。)
3月3日   観察開始
暖かくなってきたので員弁川に出かけた。昨年、この時期にホオアカを見つけたので
今年も見られるかと思ったのである。
川に着いた途端、イカルチドリがけたたましく鳴きながら飛んでいるのを見た。


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